Ermitejo - エスペラント語日本語翻訳

#HELPO

Ermitejoについて

エス和翻訳ウェブアプリ

"Ermitejo"™(エルミテーヨ)とは、エスペラント語から日本語への機械翻訳を行うシステムの通称です。このサイトのドメイン名および名称としても用いています(本サイトでは、検索エンジンからお越しいただく閲覧者の便のために、「エスペラント」ではなく、(厳密には適当でない)「エスペラント“語”」として表記しています)。

このシステムは、一般的なLAMP(Linux, Apache, MySQL, Perl)によるウェブアプリケーションとしていわゆる「翻訳サイト」のエス和版を提供することを目的に、個人が趣味の範疇で開発を行い、近年中に実証実験を始めようとするものです。

システムの中核部となる翻訳エンジンは車輪の再発明の気がありますが自家製です。近代風のエンジンらしく、構文解析および意味解析にはHPSG(主辞駆動句構造文法)に基づいた実装を指向しています。

構想は1999年に遡りますが、基本計画や設計に取りかかったのは2004年頃で、仕事がデスマったり別の趣味に没頭したりしので、残念ながら、開発は遅々として進んでおりません。構文解析までの浅い(シャローな)解析を用いた構文トランスファ方式のシステムとしては、システムテスト~アルファサービスを2009年頃に、ベータサービス~本サービスを2010年頃に、それぞれ予定しています。意味解析・文脈解析までも盛り込んだ意味ピボット方式のシステムはさらに数年の開発期間が必要であると見込んでいます。

エス和の機械翻訳サイト(スタンドアロン翻訳アプリケーションの公開サイトではありません)は確認した限りでは2007年3月現在では存在しませんが、ニッチ向けのアプリとしてではなく、有名な英和翻訳サイトを凌ぐほどの水準で機械翻訳を実現することが目標です。

或る程度の規則性のあるエスペラント語だからこそ、小さい開発規模で大きな結果を得ることが出来るという利点があります。そのための方策として、巷の翻訳サイトとは異なり、ユーザ辞書の編集・利用に加え、デスクトップアプリケーションの翻訳ソフトでは今や当然となった翻訳メモリ機能の統合も実現する予定です。無論、(Web 2.0という流行言葉はともあれ、)ユーザデータはWikiの如き共有も行えるようにする予定です。

なお、エス和の機械翻訳“ソフト”としては、山野敏夫氏が逐語訳機能を提供する「トラちゃん95」という素晴らしいソフトを開発・公開されていますので、こちらも是非ご覧ください。

名前の由来

このシステムの正式名称は"Empiria Racionala Metodo por Inteligente Traduki el Esperanto en la Japanan inter Ordinaruloj"(エス和知能化翻訳用経験的合理化システム;エンピリーア ラツィオナーラ メトード ポル インテリゲンテ トラドゥーキ エル エスペラント エン ラ ヤパーナン インテル オルディナルーロイ)といい、この頭字語として"Ermitejo"(エルミテーヨ)という通称を命名しています。なお、この正式名称は、逐語訳的には「エスペラント語から日本語への知能化した翻訳を一般人の間で行うための経験主義かつ合理化された手法」と表現出来ます。

英語での正式名称は"Empirical Rationalized Method for Intelligently Translating from Esperanto to Japanese between Ordinary persons"といいます。

"ermitejo"はエスペラント語の単語で、「庵」(隠者の隠れ家)を意味します。英語では"hermitage"に相当します。フランス語では"ermitage"に相当し、ロシアの国立美術館エルミタージュの命名の由来となっています。

といってもシステム名の元ネタはHERMIT ver1.3にあったりするかも知れず、或いは開発者のハンドル"Gardejo"の類義語から選んだという説もあります。

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