改版履歴 [ 目次へ ]
版数は、上の桁から「版数連番(seria versio)」「版数枝番(branĉa versio)」「改訂数(revizio)」となっています。
現在、次版(versio 3系)の開発に注力しています。versio 3ではフレームワークの上での整然とした実装になるようリファクタリングしており、versio 4系の構文解析への土台作りをすると共に、単語辞書引きの仕様上の問題を解決する足場が出来る見込みです。
versio 2.4.2 (44-a publikigo, en 2009/02/07)
- 【障害対応】辞書引き結果画面(単語辞書引き・文章内単語訳とも)に表示される処理時間の値が不当に低い数値となっていたため、現行の計測方法の枠内で正しい値が表示されるように修正しました。
versio 2.4.1 (43-a publikigo, en 2008/06/02)
- 【機能追加】辞書引き時(単語辞書引き・文章内単語訳とも)に、フォーム送信時に入力欄の色を反転し、送信中であることがより明示的に分かる様にしました。
versio 2.4.0 (42-a publikigo, en 2008/06/01)
- 【機能追加】文章内単語訳機能で、Shift+Enterのキーコンビネーションでフォーム送信を行う様にしました。
versio 2.3.1 (41-a publikigo, en 2008/04/01)
- 【機能追加】標準辞書の元データである『実用エスペラント小辞典』(PEJVo)の第1.5版から第1.6版への改版(2008/03/22)に対応しました。内部辞書への変換時の法則について、一部のエントリを対象とした調整(a, e, i, o, uの除外等)を行いました。
versio 2.3.0 (40-a publikigo, en 2008/02/17)
- 【機能追加】見出し語検索結果の表示を解りやすく改めました。これまではいずれも省いていましたが、辞書引き結果で詳細に表示される内容を簡略化して以下の通り表示するようにしました。文章内単語訳結果やメール辞書引き結果にも今後反映する予定です。
- 複数の語義がある場合には[1] [2]などと表示しました。
- 品詞を山括弧<>で括ってPEJVに準拠した略語で表示しました。
- 専門分野をPEJVに準拠して墨付き括弧【】で括った略語で表示しました。
- 同義語≪同≫・類義語≪類≫・反義語≪対≫・関連語≪関≫を表示するようにしました。
- 【機能追加】辞書に載っていない単語の解析能力を向上しました。versio 1.0.1での大規模な書き直しの際に、不正な解析を防止する処理を実装していましたが、この副作用を取り除くよう対応したものです。例えば解析に失敗していた合成語por/vir/in/aを正しく解析出来るようにしたり、合成語ariakantoをar/i/akant/oではなく正しくari/a/kant/oと解析出来るようにしました。
- 【機能追加】辞書引き結果の各語根・各接辞の辞書見出しにも、verio 2.0.0で設けた見出し語検索へのリンクを設けました。
- 【機能追加】辞書引き結果で接頭辞・接尾辞等にも辞書見出し表示行を設けました。内部的には接辞辞書から辞書引きした見出しであり、他の一般単語とは違ってこれまでは存在してない行でしたが、上記見出し語検索リンク表示を行うための統一性を重視した措置です。
- 【表示変更】各語根や各接辞の音韻行を取り除きました。内部処理で用いるための情報であり、表示するとことで見出し語との差異が出来て紛らわしくなるためです。
- 【障害対応】辞書に載っていない単語の辞書引き結果で、語根毎の品詞情報に不要な品詞が混ざっていた問題を是正しました(語の品詞は誤っていませんでした)。内部処理で用いていた品詞情報を誤って引き継いでいたものです。例えば品詞派生語ariaの第一語根ariの品詞が形容詞と名詞であったものを形容詞のみとし、合成語porvirinaの第一語根porの品詞が形容詞と定義不能であったものを前置詞としました。
- 【障害対応】辞書に載っていない熟語の辞書引き結果で、語根区切り(/)が空白文字の前後にも表示されていた問題を是正しました。
versio 2.2.1 (39-a publikigo, en 2008/02/09)
- 【機能追加】代用表記の字上符付き文字の変換について、変換前後でカーソル(キャレット)位置が変わらないようにしました。「car」と入力した後に「cxar」のようにxを入力して「ĉar」へ変換した場合に、これまではversio 2.2.0の対応でもカーソルが末尾に移動してしまいましたが、元の通りの2文字目のままに位置するようにしました。
- 【障害対応】代用表記の字上符付き文字を変換した場合には、変換前の文字列でクエリを投げず、変換後の文字列でクエリを投げるようにしました。これまでは変換前のクエリと変換後のクエリの両方がほぼ同時にサーバに送信されており、Firefox等ではタイミングにより結果を正しく受信出来ないことが生じていました。
versio 2.2.0 (38-a publikigo, en 2008/02/09)
- 【機能追加】辞書に載っていない熟語を合成語として辞書引きするようにしました。例えば「bona tago」はこれまで辞書引き出来ませんでしたが、「bona」と「tago」の合成語であるものとして扱って解析し、辞書引き出来るようにしました。なお、「bona-tago」のようなハイフン付きの合成語と同様の処理を講じて実現しています。この処理は単語辞書引き機能でのみ動作し、文章内単語訳では動作しません。これまで通り、「bona」と「tago」はそれぞれ別の単語として辞書引き出来ます。従って、文の辞書引きは引き続き文章内単語訳機能をお使いください。
- 【障害対応】versio 2.1.0で導入したJavaScriptによる代用表記の字上符付き文字への変換について、検索語に代用表記が含まれている場合にのみ、検索語を書き換えるようにしました。これまではいかなる場合も書き換えており、常にカーソルが検索語の末尾に移動してしまっていた問題が生じていましたが、これを改めたものです。
versio 2.1.1 (37-a publikigo, en 2008/02/08)
- 【仕様変更】JavaScriptが有効な環境下では、いかなる場合でも見出し語インクリメンタル検索(絞り込み)を実行するように戻しました。versio 2.0.2での仕様変更を見直し、元通りにしたものです。
- 【表示変更】見出し語インクリメンタル検索時、検索中の場合に表示する「通信中」という文面が、通信毎に重畳してしまう問題を是正しました。
versio 2.1.0 (36-a publikigo, en 2008/02/07)
- 【機能追加】検索ボックスで、代用表記で入力した語を自動的に字上符付き文字に変換するようにしました。この機能はJavaScriptが有効な環境でのみ動作します。IE, Firefox等では有効ですが、Operaでは差し当たり無効としています。JavaScriptが無効な場合はこれまで通り代用表記のままサーバへ検索語を送信しますが、その場合でも(これまで通り)サーバ側でも字上符付き文字への変換を行っているので、結果に影響はありません。
- 【性能向上】見出し語インクリメンタル検索結果で、結果の各見出し語の検索語部分を強調する処理を高速化しました。単に正規表現をコンパイルしただけです。
- 【障害対応】見出し語インクリメンタル検索結果で、検索語のパターンが2箇所以上マッチする見出し語の強調を誤っていた問題を是正しました。例えば「vid」の前方一致絞り込みを行った場合、vidalvideの2つ目の「vid」を強調していましたが、1つ目の「vid」を正しく強調出来るようにしました。
versio 2.0.2 (35-a publikigo, en 2008/01/30)
- 【機能追加】検索結果画面を開いた際に、フォーカスを合わせている検索語入力ボックス内のカーソルを、文字列の末尾に位置するようにしました。これまでは文字列の先頭に位置していました。
- 【仕様変更】検索結果画面を開いた際には、見出し語インクリメンタル検索を実行しないようにしました。検索条件(検索語・一致種類)を変更した場合にのみ実行するようにし、その旨を表示するようにしました。結果画面を開いた際には、既に見出し語はインクリメンタル検索済みであるため、無駄な通信を省いたものです。
- 【表示変更】見出し語インクリメンタル検索時、検索中の場合には色の変化だけではなく「通信中」という文面を表示するようにしました。
versio 2.0.1 (34-a publikigo, en 2008/01/29)
- 【機能追加】見出し語検索結果画面で、見出し語の直後にハイフンがある合成語の語根から(当該語根の見出し語再検索用の)もリンクを張るようにしました。例えば、語根ttt(文字列/ttt/)ないしは文字列tttで見出し語検索した場合、これまでは結果の一つであるttt-pagxoについてpagxoにリンクが張られていませんでした。
- 【機能追加】単語辞書引き(形態素解析)に失敗した場合、当該検索語を見出し語検索するリンクを新たに設けました。
- 【仕様変更】見出し語検索で、前方一致・後方一致時の検索語は2文字以上を必須としました。単純な実装漏れによる障害修正という意味合いです。部分一致時にはこれまで通り3文字以上が必要です。
- 【表示変更】見出し語検索や単語辞書引き(形態素解析)に失敗した場合に他の検索方法を提示する文言を変更し、分かりやすくしました。
- 【表示変更】バージョン表記は辞書引きとして統一しましたが、head要素内のmeta要素にgeneratorとして各部品のバージョンを明記するようにしました。
versio 2.0.0 (33-a publikigo, en 2008/01/26)
- 【機能追加】見出し語検索機能を追加しました。文字列または語根(/で区切る)で検索すると、辞書の見出し語の絞り込み結果を表示するものです。例えば、語根「am」(「/am/」で絞り込み)の検索結果から、「am/i」「am/a」「am/o」といった他品詞形・「mal/am/i」「am/ind/a」「en/am/iĝ/i」といった接辞による派生語・「gast/am/a」「hom/am/o」といった合成語・「pac/am/a karakter/o」といった熟語が表示されます。それぞれの詳細な辞書引きを行えるばかりでなく、「hom/am/o」であればさらに語根「hom」での絞り込み検索を容易に行え、語根の海を泳ぐように、エスペラントの語根ネットワークを自在に行き来することが出来ます。見出し語インクリメンタル検索との違いは、以下の通りです。
- 各見出し語の簡易辞書引き結果(文章内単語訳と同様)も表示します。
- 当該簡易辞書引き結果から、当該見出し語の詳細辞書引き(形態素解析)用のリンクを張っています。
- 見出し語を検索語で中央揃え(センタリング)し、派生語・合成語の視認性を向上しています。
- 見出し語の各語根に、見出し語検索用のリンクを張っています。
- 見出し語インクリメンタル検索では250件以上該当した場合に検索を中断している制限を撤廃しました。ただし、1文字の語根や、2文字以下の文字列については、クライアント(PC等)・回線・サーバそれぞれの負荷低減のために引き続き検索を中断しています。
- 【仕様変更】詳細辞書引き(形態素解析)と文章内単語訳で、検索語・検索文の送信先CGIプログラム(ゲートウェイ)を/kluzo/として別個に設けました。内部処理のみの変更ですが、外部呼び出し方法も変更となります。見出し語検索結果画面も同様の状態で機能提供を開始しました。
- 【仕様変更】ゲートウェイ新設により、(開発日誌等の他ページでも)各ページ右肩の検索ボックスの送信先URLを変更しました。
- 【仕様変更】検索オプションでhavi_derivajxonグループ(「造語を含む」「見出し語のみ」のオプション)を削除しました。前方一致・部分一致・後方一致時は見出し語検索に、完全一致時には単語検索に、それぞれ振り分けるようにしました。
- 【仕様変更】各機能のURLを見直しました。
- 単語辞書引き機能は「/unuopa/」から「/vorto/」に変更しました。
- 新設の見出し語検索機能は「/kapvorto/」としました。
- 文章内単語訳機能は「/sinsekva/」から「/frazo/」としました。
- 単語辞書引き機能結果のURLで、検索オプションの「造語を含む」「見出し語のみ」の改組(前述)に伴い、「/jes/」「/ne/」のURLを撤廃しました。この振り分けは「/vorto/」と「/kapvorto/」に該当します。
- 単語辞書引き機能結果のURLで、検索オプションの一致条件(前方一致・部分一致・後方一致)をこれまでの「/antauxe/」「/parte/」「/malantauxe/」「/komplete/」ではなく「__」の有無で示すようにしました。
- メール辞書引き機能の案内ページは「/posxto/」のままとしています。
- 【機能追加】見出し語インクリメンタル検索で、語根区切りを明示出来るようにしました。検索語が「aso」では「aso」も「asocio」も適合しますが、「as/o」では「as/o」のみが適合するようになります。見出し語検索結果画面も同様の状態で機能提供を開始しました。
- 【機能追加】見出し語インクリメンタル検索で、検索語に語根区切り「/」を含む場合、絞り込み結果の文字列も語根区切りを含めるようにしました。ただし、リンク先である各見出し語の詳細辞書引き(形態素解析)のURLは、引き続き語根区切りを除いています。
- 【機能追加】詳細辞書引き(形態素解析)で、語根区切り「/」を含めた検索を行っても、正しく辞書引き出来るようにしました。振り分けゲートウェイで語根区切りを除いているほか、URLに「/」を与えた場合(非推奨)にも対応しています。
- 【機能追加】形態素解析結果画面で、語根区切り付き表記の各語根に、見出し語検索用のリンクを追加しました。
- 【機能追加】見出し語インクリメンタル検索時、見出し語を強調表示するようにしました。
- 【表示変更】形態素解析結果画面で、語間のスペースを僅かに広げました。視認性の向上を意図した変更です。見出し語検索結果画面も同様の状態で機能提供を開始しており、特に熟語の視認性が向上しています。
- 【表示変更】形態素解析結果画面・文章内単語訳結果画面で、より見易くなるよう表組みの表示スタイルを変更しました。表枠の表示モデルを分離モデル(separate)から結合モデル(collapse)にしたり、表ヘッダ・表フッタと表要素との枠を明示化したりしました。見出し語検索結果画面も同様の状態で機能提供を開始しました。
- 【表示変更】形態素解析結果画面で、結果がない(辞書引きに失敗した)場合の表示内容を改めました。これまでは結果が存在する場合の表組みを流用していましたが、単純に文字列で表示するようにしました。また、その文言も改め、本システムで当該検索語の辞書引きを行えない旨を明示しました。
- 【表示変更】形態素解析結果画面で、各属性の表示順を固定しました。
- 【表示変更】形態素解析結果画面で、各行にマウスポインタをあてた際に、行をハイライトするようにしました。これにより、結果の視認性を向上させました。見出し語検索結果画面も同様の状態で機能提供を開始しています。
- 【表示変更】検索オプションの表示順を変更しました。「で始まる」(前方一致)・「に一致する」(完全一致)・「で終わる」(後方一致)・「を含む」(部分一致)」を、前方一致・部分一致・後方一致・完全一致の順番に改めたものです。
- 【表示変更】JavaScriptが有効な環境に於いて、検索オプションの値に応じてクエリ送信ボタンの文言を変更しました。前方一致・部分一致・後方一致時には「絞り込み」とし、完全一致時のみ「辞書引き」としました。JavaScriptが無効な環境ではこれまで通り一律に「辞書引き」としています。これにより、実行先の結果画面を直感的に認識出来るようになりました。
- 【表示変更】画面上部の現在ページ位置表示帯の右端に、画面番号を表示しました。バグ報告等に用いる予定です。
- 【障害対応】見出し語インクリメンタル検索時、検索ボックスで「/」を入力した際の結果部分の誤表示(HTMLテンプレートが再度表示されてしまう)を是正しました。
- 【障害対応】検索ボックスで正規表現のキーワードを入力した際に、見出し語インクリメンタル検索結果や形態素解析結果画面の表示に障害が起きる問題を是正しました。見出し語検索結果画面も同様の状態で機能提供を開始しています。
- 【障害対応】見出し語インクリメンタル検索時、代用表記の途中(ĉをcxなどと書こうとした途上であるc)でも字上符付き文字を絞り込めていた問題を是正しました。内部的な値(見出し語インデックスの各値)を正書法に改めたことによります。見出し語検索結果も同様の状態で機能提供を開始しています。
- 【障害対応】形態素解析結果画面で、Web標準の解釈に合わせてスタイルシートを書き直しました。これまでFirefoxやOpera等で表(のtd要素)の枠が正しく描画されていなかった問題を是正したものです。見出し語検索結果画面も同様の状態で機能提供を開始しています。
versio 1.0.1 (32-a publikigo, en 2007/12/13)
- 【機能追加】検索結果で、派生水準(原形(辞書形)、屈折・活用、派生、合成等)を明示するようにしました。
- 【その他】ロジック層の大部分のモジュールについて、保守性・可読性を高めるよう書き改めました。言語構造に合致したモジュール階層としたり、モジュール間の結合性を薄めたりしました。
versio 1.0.0 (31-a publikigo, en 2007/11/13)
- 【機能追加】ハイフンで区切られた合成語を辞書引き出来るようにしました。これまで「Esperanto-agado」は辞書引き出来ませんでしたが、これからは「Esperanto」(エスペラント)と「agado」(活動)の合成語であるものとして辞書引き結果を返せるようにしました。
- 【機能追加】上記のようなハイフンで区切られた合成語を、Ermitejo内で「連結語」として取り扱い、結果画面にもその旨を表示するようにしました。
versio 0.11.4 (30-a publikigo, en 2007/11/06)
- 【仕様変更】合成語の分解時、各語根の正当性検査を厳格に行い、誤った処理結果が得られないように是正しました。例えば、trdukarto(誤字)をtr/duk/art/oと切った最初の語根trについて、語尾を補完してtr+oとしたものについては、これまでは辞書の本来副詞troに該当したために語根として採用してしまっていましたが、今後はtr/oという辞書見出しが存在しないことを以て不採用とするようにしました。これにより、より正しい処理結果(合成語該当せず、という解を含む)を得られるようになりました。
versio 0.11.3 (29-a publikigo, en 2007/11/05)
- 【障害対応】vortaro.ermitejo.comドメイン上のページに於いて、ページ右肩の検索ボックスからの検索が出来なくなっていた問題を修正しました。versio 0.10.0でサイトの構成を変更した際の変更漏れでした。
versio 0.11.2 (28-a publikigo, en 2007/10/22)
- 【機能追加】全角英数字で検索された場合でも、自動的に半角英数字に読み替えて辞書引き出来るようにしました。入力欄では半角文字しか入力出来ないようにしていますが、一部のブラウザがこれに対応していなかったため、フールプルーフ機能を講じたものです。
- 【表示変更】バージョン表記にリンクを設け、改版履歴ページへ遷移出来るようにしました。
versio 0.11.1 (27-a publikigo, en 2007/09/30)
- 【表示変更】同義語・類義語・反義語・関連語の字上符付き文字について、リンク先URI・リンク文字列を正書法に改めました。
versio 0.11.0 (26-a publikigo, en 2007/09/25)
- 【機能追加】「見出し語のみ」として検索した場合、見出し語のみを検索するようにしました。表記揺れ(大文字小文字・字上符付き文字・韻文中の母音省略)や文法語尾の派生(対格・複数・時制)は対応しています。これまでのように造語(派生語)を含む検索をする場合には「造語を含む」として検索してください。
- 【仕様変更】一部の語を辞書から削除しました。-hav/a等の接尾辞的な用語です。これにより、造語を誤って解析することを防止しました。
- 【仕様変更】「表記」は、大文字と小文字・字上符付き文字の正書法と代用表記について、入力値をそのまま用いるようにしました。これまで字上符付き文字が必ず正書法に置換されていたものを改めたものです。辞書引き対象となる文字列は「音韻」として、小文字化・正書法化した状態で、これまで通り表示されています。
versio 0.10.1 (25-a publikigo, en 2007/09/24)
- 【機能追加】処理時間を表示するようにしました。見出し語に存在する場合にはわずか0.03秒ほどですが、くだんのpraleonetultraermitejecojnは0.54秒もかかっていること等が判るようになりました。
- 【仕様変更】分詞の内部的なデータ保持方法を、他の接尾辞と同様にしました。表示方法も同様となりました。
- 【障害対応】一部の複数形の語(tiuj等)を正しく解析出来るようにしました。
- 【障害対応】一部の対格付きの語(kiun等)で接辞語根区切り文字を二重に得てしまい(kiu//n)、発音の解析に失敗して全体が異常終了する不具合を是正しました。
versio 0.10.0 (24-a publikigo, en 2007/09/23)
- 【機能追加】クライアントおよびサーバの負荷低減および表示の高速化のため、画面をブラウザのキャッシュに基づいて表示することとし、キャッシュの期限を1時間としました。HTTPレスポンスヘッダにて、Expireの日付を1時間とするように動的に記述したことによります。なお、これまではキャッシュ無しとしておりましたが、GETメソッドによるCGI呼び出しのため、ブラウザの「戻る」ボタン等で画面遷移をした場合でもブラウザの履歴は無効とはなりませんでした。
- 【障害対応】min, vin等の対格代名詞の辞書引きに失敗していた問題に対応しました。
- 【仕様変更】標準辞書の元データである『実用エスペラント小辞典』(PEJVo)から「lin」と「sin」の見出し語を取り除きました。対格代名詞の辞書引き成功に伴い、linとsinだけ存在していた対格代名詞の訳語が不要となったのみならず、今後の訳し分けを行う際に、訳語としての妥当性に問題があることが判明したためです。例えば、Mi renkontas lin.は「彼“と”出会う」と訳されるべきで、「彼“を”」という訳は適当ではありません。
- 【その他】ロジック層の一部のモジュールについて、保守性・可読性を高めるよう書き改めました。
versio 0.9.5 (23-a publikigo, en 2007/09/11)
- 【機能追加】韻文中の「'」で終わる語の発音(アクセントを含む)を正しく表示するようにしました。例えば、esper'をこれまで「エスペル」と読んでいましたが、正しく「エスペール」と読むようにしました。
- 【機能追加】「l'」の後に母音が続く場合に、発音を後続の語と融合するようにしました。例えば、韻文中でl' esperoではなくl'esperoと続けて書いたとき前提ですが、「ルエスペーロ」ではなく「レスペーロ」と読むようにしました。
versio 0.9.4 (22-a publikigo, en 2007/09/10)
- 【仕様変更】標準辞書の元データである『実用エスペラント小辞典』(PEJVo)の類義語・同義語・反意語・関連語に付与された訳語を削除しないようにしました。単純にこれらの用語へのリンクを張った場合、リンクに訳語部分も含んでしまい、versio 0.8.0での追加機能の動作を妨げていたためにversio 0.8.2で除いていましたが、表示時の処理を改めることでこれを改善したものです。
- 【仕様変更】標準辞書の元データである『実用エスペラント小辞典』(PEJVo)に於いて、一部複合語の語根・接辞の区切り文字が文法的に正しくない場合にも、正しく発音を字訳出来るようにしました。例えば、これまで「akv/aj animal/oj」をそのまま「アクヴアイ アニマルオイ」と読んでいましたが、これを「akv/a/j animal/o/j」であると解釈して「アクヴァイ アニマーロイ」と正しく読めるようにしました。
- 【表示修正】見出し語のインクリメンタルサーチで、表示順を一部改めました。ピリオドやハイフンを含む語は、それらの記号がなかったものとしてソートするようにしました。例えば、t.n.はこれまでtabakbutiko(tで始まる一番最初の語)よりも前に表示されていましたが、PEJVoの並び順通り、tizanoとtoboganoの間に表示するようにしました。空白については仕様を変えていません。
- 【表示修正】ŭを含む文字のアクセントの誤りを修正しました。例えば、これまでsaŭrkraŭtoを「サゥルクラウート」と読んでいましたが、これを正しく「サゥルクラゥト」と読むようにしました。
- 【障害対応】「!」や「'」等の記号や、数字を含む語の発音の字訳に失敗して全体が異常終了する不具合を是正しました。
versio 0.9.3 (21-a publikigo, en 2007/09/09)
- 【機能追加】略語の場合もversio 0.9.2のようにアルファベートを読み下すようにしました。例えば、KDは「クド」ではなく「コードー」と読むようにしました。
- 【表示修正】versio 0.7.0と0.5.0の一連の日本語化表示について、一部に変換漏れがあったため、これを是正しました。
- 【障害対応】ピリオド・ハイフン・空白で区切られた語が1音節のみとなっていた場合に、発音の字訳に失敗して全体が異常終了する不具合を是正しました。これはversio 0.9.2の過剰作用によるエンバグによるものでした。
- 【その他】プレゼンテーション層のモジュールについて、保守性・可読性を高めるよう書き改めました。
versio 0.9.2 (20-a publikigo, en 2007/09/08)
- 【表示修正】辞書引き結果の表組みについて、行の順番を整理しました。これまでPerlのハッシュが取り出すがまま(順番は場合により異なる)の状態であったものを改めたものです。
- 【機能追加】辞書引きに失敗した場合には、その旨を「意味」行に明記するようにしました。
- 【障害対応】複合語の形態素で、品詞語尾により派生する場合には、派生結果の候補として(「本来副詞」等の)「辞書に品詞が書いてある」単語が選択されないようにしました。例えば、-/ti/-という形態素候補があった場合、形容詞語尾aを加えてtiaという形容詞を派生結果候補としてこれまで得て来たものを改めたものです。
- 【機能追加】ピリオドで区切られた単語(k.a.等)の検索時には、発音はアルファベートを読み下すようにしました。例えば、k.a.は「クア」ではなく「コーアー」と読むようにしました。
- 【障害対応】ピリオドで区切られた単語(k.a.等)の検索時に音韻関連の解析に失敗して全体が異常終了する不具合を是正しました。
- 【障害対応】字上符付き文字の後ろに母音が融合しない場合に、発音の解析に失敗して全体が異常終了する不具合を是正しました。
versio 0.9.1 (19-a publikigo, en 2007/09/07)
- 【機能追加】ハイフンで区切られた熟語(iele-tiele等)も、空白(スペース)で区切られた熟語と同様に処理されるようにしました。これまでハイフンは単語の区切りではなく語根の区切りとしていた(すなわち、一つの単語として処理していた)ものを改めたものです。
- 【障害対応】一部の未知語(熟語の未知語等)を検索した場合に異常終了(HTTP 500 Internal Server Error)していた不具合を是正しました。これはversio 0.8.3の品詞継承漏れ修正時の過剰作用(エンバグ)によるものでした。
- 【その他】versio 0.9.0で新規追加した発音関係モジュールについて、保守性・可読性を高めるよう書き改めました。
versio 0.9.0 (18-a publikigo, en 2007/09/06)
- 【機能追加】国際音声記号(IPA)を表示するようにしました。ただし、アルファベートを翻字し、長母音とアクセントを付与しただけなので、一部の言語現象(補助記号や、「連結」等の超分節要素等)は未実装です。また、慣用化した読み(sam/ide/an/oに於ける、samとideの両語根の融合)も未実装です。
- 【機能追加】発音のカタカナ読みを表示するようにしました。IPAと同様、慣用化した読みは未実装です。
versio 0.8.3 (17-a publikigo, en 2007/09/05)
- 【障害対応】複雑な複合語を検索した場合に、形態素毎の品詞を誤設定することがある問題を修正しました。
- 【障害対応】複雑な複合語を検索した場合に、「接辞語根区切り付き表記」を誤設定することがある問題を修正しました。
versio 0.8.2 (16-a publikigo, en 2007/07/14)
- 【性能向上】サーバへの問い合わせを合理的に間引き、処理速度の向上を実現しました。今までは入力欄でのキーの押下に合わせて通信を実行していましたが、入力欄に差分があったときのみ通信する処理をタイマを用いて定期的に実行するようにしました。これにより、高速に打鍵した場合でもクライアント側で通信に失敗する問題が是正されました。いわゆるSubmitting Throtting Patternに準拠したものです。
- 【障害対応】標準辞書の元データである『実用エスペラント小辞典』(PEJVo)の非正規形(先頭または末尾に空白文字が含まれている訳語等)を正規形に変換して辞書を生成するようにしました。これにより、類義語・同義語・反意語・関連語が正しく辞書に登録されない問題が解決しました。また、訳語に空白が含まれる問題も解決しました(辞書引き結果のHTML表示では変わりありませんが、本サイトの本来使命である翻訳システムの、形態素解析に続く各処理に影響します)。
- 【表示修正】タイトル等に用いている検索語について、アルファベートを正書法で表示するようにしました。versio 0.8.0と同様の措置です。
- 【仕様変更】標準辞書の元データである『実用エスペラント小辞典』(PEJVo)の類義語・同義語・反意語・関連語に付与された訳語を削除しました(リンクに訳語文字も含んでしまい、versio 0.8.0での追加機能の動作を妨げていたため)。
versio 0.8.1 (15-a publikigo, en 2007/07/13)
- 【障害対応】見出し語インクリメンタルサーチ時に、標準辞書と共有辞書の見出し語候補が共に存在する場合に、これがソートされていない問題を修正しました。
versio 0.8.0 (14-a publikigo, en 2007/07/11)
- 【機能追加】標準辞書の元データである『実用エスペラント小辞典』(PEJVo)の第1.4版から第1.5版への改版(2007/06/30)に対応しました。内部的に、辞書データ構造および辞書変換処理の修正を行いました。
- 【機能追加】類義語・同義語・反意語・関連語の値について、当該語で辞書引きをするリンクを表示しました。
- 【表示修正】辞書見出し・音韻・接辞語根区切り付き表記・類義語・同義語・反意語・関連語の値について、アルファベートを正書法で表示するようにしました。
- 【障害対応】一つの語義(見出し語に一つ以上存在)の付属情報である類義語・同義語・関連語・語源(同義語扱い)・反意語について、一つの付属情報が複数存在していた場合に最後の一つしか表示されない問題を修正しました。例えば、aboniの結果で関連語のrezerviとantaŭmendiの両方が表示されるようになりました。
- 【障害対応】字上符前置式・字上符後置式・x後置式・w後置式で代用表記した字上符付きアルファベートŭについて、変換後のアルファベートの大文字小文字が変換前と逆転している問題を修正しました。
- 【障害対応】空白文字・数字・感嘆符・引用符・ハイフンを含む文字列の辞書引きの際に、逆引きと誤認して処理を中断している問題(versio 0.6.1のエンバグ)を修正しました。
versio 0.7.0 (13-a publikigo, en 2007/07/10)
- 【機能追加】「標準辞書」として用いているPEJVoに加え、本サイトで作成した辞書も辞書引き(および見出し語インクリメンタルサーチ)出来るようにしました。後者の辞書は、今後の翻訳システムリリース時の設計に準拠し、「共有辞書」と命名しています。
- 【機能追加】辞書引き結果のデバッグ表示の内部コード値を、日本語で表記して理解し易くしました。これまで用いていた内部的ハッシュ値を、表示用のメッセージに変換したものです。例えば、これまで「数」の行で「0」と表示していた箇所が「単数」に、「品詞」の行で「0」と表示していた箇所が「名詞」になりました。versio 0.5.0でハッシュキーの日本語化表示を行ったことに続く措置です。
- 【障害対応】複合語の語根候補には略語を含めないようにしたversio 0.6.2の措置に一部漏れがあったため、これを是正しました。
- 【性能向上】内部的なデータ構造の見直しを行い、処理および今後の開発効率を向上させました。
versio 0.6.2 (12-a publikigo, en 2007/07/09)
- 【障害対応】大文字を含む文字列の辞書引きの際に、逆引きと誤認して処理を中断している問題(versio 0.6.1のエンバグ)を修正しました。
- 【障害対応】複合語の語根候補には略語を含めないようにしました。また、これにより、略語が含まれていることによる障害(語根部の文字長を誤り、語尾部の算出に共連れで失敗し、結果としてHTTP 500 Internal Server Errorとなっていた問題)も是正されました。
versio 0.6.1 (11-a publikigo, en 2007/06/17)
- 【表示修正】逆引き(日本語からエスペラント語を辞書引き)をした際に、専用のエラー文を返すようにしました。これにより、逆引きを行いかねることを明示しました。
versio 0.6.0 (10-a publikigo, en 2007/06/09)
- 【機能追加】単語の先頭または末尾のスペース(空白文字。0x40)を自動で除去しました。これにより、検索語のコピー&ペースト処理のストレスを低減出来ます。例えば、ブラウザ等で文中の単語をダブルクリックコピーした際には末尾の空白を含む状態で選択状態となりますし、ドラッグした際にも前後の空白を含めないようにするには注意が必要でした。
- 【機能追加】熟語のように、間に空白が含まれる文字列で辞書引きした場合でも、正しく辞書引き出来るようにしました。これまでの考慮漏れ(URIデコードした後の文字列を無批判に使っていた)を改善したものです。
versio 0.5.0 (9-a publikigo, en 2007/06/06)
- 【機能追加】辞書引き結果のデバッグ表示の項目名を、日本語で表記して理解し易くしました。これまで用いていた内部的ハッシュキーを、表示用のメッセージに変換したものです。例えば、これまで「nombro」と表示していた箇所が「数」に、「parolelemento」と表示していた箇所が「品詞」になりました。
- 【機能追加】辞書引き結果のデバッグ表示の表組みについて、rowspan属性およびcolspan属性を用いて列や行の結合を行い、見易くしました。
- 【性能向上】内部処理(検索語が辞書見出しに存在しない場合、品詞語尾を変えて辞書引きする処理)で使っていた「読替後品詞」を(品詞読替処理後のタイミングで)削除し、処理速度等を向上しました。これにより、辞書引き結果のデバッグ表示にも表示されなくなりました。
versio 0.4.0 (8-a publikigo, en 2007/05/25)
- 【機能追加】辞書引き結果のデバッグ表示を、表組みで表示するようにしました。属性名等や各コード等は内部的な値ですが、例えば訳語候補は日本語で表示されるようになりましたので、概要は掴めるようになりました。これまでData::Dumperの結果をそのままpre要素の中に流し込んでいた処理を改めたものです。
versio 0.3.2 (7-a publikigo, en 2007/05/23)
- 【機能追加】JavaScriptを実行出来ない環境下に於いて、見出し語の絞り込みに対応しない旨の表示をするようにしました。
versio 0.3.1 (6-a publikigo, en 2007/05/22)
- 【障害対応】「i」「is」「as」「os」「u」「us」とだけ入力した場合にサーバエラーとなっていた問題を修正しました。それらの文字列は、これまで品詞が動詞であるものとして扱われましたが、法(modo)の判別で内部的に未定義値を返すことにより、後続の辞書引き処理で警告が出ていたものです。同様に品詞語尾(文法語尾の派生を含む)のみの文字列については、品詞を「定義不能」としました。
- 【障害対応】検索ボックスに何らの文字列も入力せずに「辞書引き」ボタンを押下した場合にサーバエラーとなっていた問題を修正しました。このような場合のこれまでのクエリ文字列補完処理に誤りがあったものです。なお、この問題は辞書引きページの検索ボックスでのみ生じており、全ページの右肩の検索ボックスや、外部サイト向けのインタフェースに於ける検索ボックスについては生じていませんでした。ただし、全てのインタフェースに於いて、検索オプションの属性値を空白としていた場合には、同様に障害が生じ得る状態でした。いずれも、本件対応により障害が発生しなくなることを確認しました。
versio 0.3.0 (5-a publikigo, en 2007/05/21)
- 【機能追加】辞書引きページ以外からも辞書引きを行えるようにしました。全てのページの右肩にある検索ボックスから、前方一致・造語有りでの検索を行えます。この挙動は今後以下のように機能追加する予定です。設定(cookie)により、「Namazuによるサイト内全文検索結果を表示+検索語での辞書引きリンクを表示」「辞書引き結果を表示」を選べるようにします。
- 【機能追加】使用できる文字列の長さを20バイトから30バイトに増加しました。
- 【機能追加】検索結果がサーチエンジンのロボットにクロールされないようにしました。なお、見出し語に限ってこの制限を解除することも検討しています。また、百度(Baidu)のような行儀の悪いロボットは効果がありませんので、別途個別にアクセスを拒否するよう検討しています。
- 【機能追加】全てのコントロールにtabindex属性を付与しました。なお、accesskey属性の付与は現在検討中です。
- 【表示修正】XHTML 1.0 strictに適合するよう、表示結果を内部的に改めました。
versio 0.2.0 (4-a publikigo, en 2007/05/20)
- 【機能追加】「辞書引き」ボタンを押下した際に、辞書本体の検索(辞書引き)を行うようにしました(これまではボタンが無効となっており、見出し語の絞り込み検索のみを提供していました)。ただし、検索結果はデバッグ情報をそのまま表示していますので、あくまで動作実験という位置付けです。
- 【表示修正】画面のデザインを改め、見易さを向上しました。
- 【表示修正】画面の各部の表記を改め、分かり易さを向上しました。
versio 0.1.1 (3-a publikigo, en 2007/05/19)
- 【機能追加】「検索語の一致方法」を変更した際にも絞り込みが動作するようにしました。
versio 0.1.0 (2-a publikigo, en 2007/04/24)
- Ajaxによる辞書見出し語インクリメンタルサーチ機能のみを実装しました。
versio 0.0.0 (1-a publikigo, en 2007/04/23)